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ISIS-SimpleScalarを用いたシミュレータの構築には
ISISが提供するライブラリの利用が可能であるため、
さまざまなシステムを比較的容易に構築できるというISISの利点が
そのまま享受できる。ISISについては、
isis-1.1.1 online manual
(http://www.am.ics.keio.ac.jp/isis/manual/index-ja.html)
を参考にして頂きたい。
新しいシミュレータの実装には、
サンプルシミュレータのコードが参考になる。
shared_bus{.h,.cc}やshared_memory{.h,.cc}を参考に
プロセッサ外部のモジュールを記述し、
isim_system
クラス(isim_system{.h,.cc})のメンバ関数
void initialize(unsigned int, int)で
モジュールのポート同士を接続する記述を、
void sim_main(void)で
各モジュールにクロックを入れる記述を行えば良い。
サンプルシミュレータのコードを示し、具体的に説明する。
Toshiya Minai
平成17年2月1日