■マクロサイズ(チップサイズ)の決定

●サイズ指定方法

axgPlanner でサイズを指定する。



階層的にフロアプランを考えるために、マクロサイズは "width & height" を 明示的に指定する。 マクロのサイズは utilization を目安に指定すると良い。
# 実験段階では "width & height" ではなく "aspect ratio" モードにし、 "Core Utilization" の欄に適当な数字を入れ、Set を押す。
# すると "Core Width" や "Core Height" に指定した Utilization でのサイズ が入るので参考にすべし)

この Width/Height で指定するのはスタセル配置領域であり、マクロサイズではない。 スタセル配置領域から、マクロ上(下/左/右)端までの距離を Core To Top(Bottom/Left/Right) で指定する。
この距離は、指定した値と実際の値がずれることがある。 どうも四辺のどこにピンがあるかなどが関係しているようであるが、よく分からない。 このズレがでたりでなかったりすると、上位モジュールでマクロを配置しようとするとき 色々困ったりするので工夫してみて欲しい。
スタセル配置領域も、完全に自由な値を設定できるわけではない。 Fujitsu 65nm では、縦は 1.8um、横は 0.2um の倍数を指定する。
# 中途半端なサイズを指定しても、スタセルが置けなければ意味はないので当然
# 1.8um は、次で説明する Double Back での話

core_to_bottom/top

core_to_bottom/top には現在のフローではスタセルの高さの半分を用いている。 マクロ内外での rail の接続を考えると、スタセルの高さより大きな値や、0 を 指定すると rail が切れてしまうためである。











チップの場合

サイズは決った値があるので調べる。 Geyser や SMA の場合のサイズは 3816x1716。 ここから IO パッドを配置する分を考慮してサイズを決める。

●その他のオプション

●Horizontal row
スタセルの row を水平に
Double Back
●Start First Row
最下(上)端の row も使う


●スクリプト