■CUBAS の挿入

CUBAS は、fujitsu のセル群の SC2?YUZCUBAS??? と名づけられた一連のセルである。





セルを見てもらうと分かるが、ファンクション的には何もなく、filler の一種である。 ただのスペーサー用の filler(SC2?YUZS???)との違いは、このセルが容量を持っている ことである。 どうもある程度このセルを挿入しないと後の検証時に ERC でエラーが残ってしまう ようである。
このタイミングで入れる理由だが、配置/CTS 前に CUBAS を挿入すると、セルが置ける 場所に制約を受け、最適な配置/CTS が出来なくなるためであり、CUBAS には MET1 層の メタル(図では緑色)が存在するため、配線前に挿入する。 この cuba の挿入方法は色々考えられ、どの方法が早く行えるのか良く分からない。 (大きなマクロでは結構時間がかかる)
./scripts/add_cuba.tcl
./scripts/add_cuba2.tcl
辺りを比較してみて欲しい(同じ名前のスクリプトでも置き場によって内容が異なっているかも)。