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よくあるHTMLの記述ミス
HTML文書を書くのは非常にやさしいのですが、その分、タイプミスや記述の誤
りなどが起こりやすいのも事実です。
引用符による記述ミス
URLを記述する際に、引用符で囲むのですが、その引用符を忘れたり、付けす
ぎると表示がおかしくなります。
<A HREF="http://www.foo.co.jp/>Foo Homepage</A>
↑
クォートがない。
<IMG SRC="foo NAME="bar">
↑
クォートがない。
終了タグを間違える
よく起こるミスとして、見出しタグにおいて、開始タグと異なるタグを書いて
しまうことです。
<H2>はじまり</H3>
↑
終了タグが違う
また、終了タグのスラッシュ(/)を忘れてしまう場合があります。下記の場合、
整形フォーマットが最後まで続くことになってしまいます。
<PRE>
これは整形テキストです。
<PRE>
↑
スラッシュがない
タグの入れ子ミス
タグを入れ子にした場合、終了タグの位置を間違えると表示がおかしくなりま
す。また、アンカータグ(<A>)のように入れ子にしてはいけないタグを
入れ子にしたりする場合もあります。
<STRONG>This is <EM>WRONG</STRONG> text</EM>
↑ ↑
入れ子ミス
<A HREF="/">This is <A HREF="~hotta/">Hotta</A>'s homepage</A>
↑ ↑
終了タグの位置が違う 終了タグの位置が違う
縦スペース
ブラウザによって、段落タグの取扱いが期待どおりにならない場合があります。
段落タグ<P>を重ねて書いた場合、無視して一つの空行のみをあけるブ
ラウザもありますし、段落タグの回数分の空行をあけてしまう場合もあります。
空行を複数あける場合は、改行タグ<BR>を使った方がよいでしょう。
フォームの大文字と小文字の取扱い
フォームタグ<FORM>におけるメソッド(METHOD)の指定で、小
文字が混じっていると解釈がなされない場合があります。そのため、必ず大文
字で記述しておきましょう。
アンカーとマーカの関係
ハイパーリンクのポイント(アンカー)にマーカを付けたい場合、ブラウザによっ
ては、
<A NAME="foo"><A HREF="http://www.foo.co.jp/">FOO</A></A>
のようにアンカーをマーカで囲むように記述しなければ、ならない場合があり
ます。
KDD研究所
(アンカーをマーカで囲んだもの)
KDD研究所
(マーカをアンカーで囲んだもの)
マーカをアンカーで囲んだものは、ハイパーリンクポイントとして働かない場
合があります。今あなたが使っているブラウザではどうですか?
空白の作り方
HTML で簡単に空白を作る方法を紹介します。HTMLとしては、以下の特殊文字
が定義されています。
A B
A B
縦スペースを挿入するには、次の方法があります。
- <BR>または<P>タグを重ねます。
- <PRE>タグを使って、次のように指定します。
<PRE>
:
空けたい行文
:
</PRE>
- 空のイメージを使って、ピクセル単位のスペースが縦横方向に可能で
す。
<IMG SRC="space.gif" WIDTH=... HEIGH=...>
- 反則技ですが、空の見出しタグを使います。
ここから、
<H2> </H2>
<H2> </H2>
見出しレベル2の二個分……
ここから、
見出しレベル2の二個文の縦スペースを挿入しました。
<Hn></Hn>としても縦スペースが挿入されるか
は次の例で確認して下さい。
ここから、
見出しレベル2の二個文の縦スペースを挿入しました。
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