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NCSA WWWサーバーの概要
NCSA WWWサーバは httpdデーモンと呼ばれるプログラムです。ここでは現バー
ジョン1.5を中心に説明致します。NCSA httpdはバイナリ形式でも入手可能で、
以下のプラットフォームでコンパイルしたバイナリファイルが用意されていま
す。
- IBM RS6000/550 AIX 3.2.5
- HP 715/80 HP-UX 9.0.5
- Sun SPARCServer 690MP SunOS 4.1.3
- Sun SPARCStation 20 Solaris 2.3, 2.4
- Intel Pentium90 Solaris 2.4
- DEC 3000/500 OSF1 3.0
- DECStation 3100 Ultirx 4.0
- SGI Indigo IRIX 4.0.5
- SGI Indy IRIX 5.3
なお、NCSA WWWサーバはシステム依存する部分が少ないので、上記以外のマシ
ンやUNIX OSでも問題なくインストールが可能です。筆者の周りで調べたとこ
ろ、以下のマシンは問題ありませんでした。
- BSDI BSD/OS 2.0.1
- FreeBSD 2.0.5
入手先
最新のNCSA httpd は以下のサイトから入手することができます。
-
ftp://hoohoo.ncsa.uiuc.edu/Web/httpd/Unix/ncsa_httpd/
-
ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/network/WWW/Web/httpd/Unix/ncsa_httpd/
-
ftp://ftp.lab.kdd.co.jp/infosystems/Web/httpd/Unix/ncsa_httpd/
Apache
NCSA httpd を改良し、機能アップしたサーバに
Apacheと呼ばれるサーバがあります。
Apache は NCSA httpd に比較し、以下の特徴があります。
- NCSA 1.3、1.4 のセキュリティホールを除いた。
- フリーソフトウェアである。
- NCSA よりも速い。
- NCSA に比べ以下の機能を拡張している。
- DBM 認証データベース (NCSA 1.5もOK)
- エラーコードをカスタマイズできる。
- 複数のホームファイルを指定できる(NCSA 1.5もOK)
- AliasとRedirectディレクティブの数に制限がない。
- マルチホームサーバ (NCSA 1.5もOK)
バーチャルイ
ンタフェース(VIF)が必要です。
-
モジュール機能
- Apache API
- 等々
最新のApache httpd は以下のサイトから入手することができます。
-
ftp://ftp.apache.org/apache/
-
ftp://ftp.ast.cam.ac.uk/pub/WWW/apache/
-
ftp://ftp.lab.kdd.co.jp/infosystems/apache/
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