最初, 戻る, 進む, 最後, 目次 に行く。


A.8.2 diff の使用例

次の実行例は、`backend.c' のリビジョン 1.14 と 1.19 間の差分を、 ユニディフ形式 (フラグ `-u') で出力します。 またキーワード置換を止めるために `-kk' を指定し、 キーワード置換による差分を無視します。

$ cvs diff -kk -u -r 1.14 -r 1.19 backend.c

タグ `RELEASE_1_0' が付けられたファイルの集合から、 実験用の枝 `EXPR1' が派生していると仮定します。 この枝に加えられた変更を見るには、次のようにします:

$ cvs diff -r RELEASE_1_0 -r EXPR1

次の実行例では、二つのリリース間の差分をコンテキスト形式で出力します:

$ cvs diff -c -r RELEASE_1_0 -r RELEASE_1_1 > diffs

`ChangeLogs' を運用している場合、 変更を格納する前に次の行のようなコマンドを実行すると、 `ChangeLogs' の記載事項を入力するのに役立つでしょう。 作業ファイルに加えた変更点のうち、格納していないもの全てを表示します。

$ cvs diff -u | less


最初, 戻る, 進む, 最後, 目次 に行く。