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B.6 管理用ファイル loginfo

`loginfo' を用いて、 `cvs commit' によるログ情報の送り先を管理します。 各行の第一項には正規表現が記述され、 行の残りの部分はフィルタでなくてはいけません。 変更を加えたディレクトリを $CVSROOT からの相対パスで表わしたものと、 各行の正規表現が合致するかどうか試されます。 合致した場合は、 その行の残りの部分であるフィルタ・プログラムの標準入力に、 ログ情報を与えます。

フィルタ・プログラムは、 修飾子 `%' を (printf 風に) 一つだけ使用できます。 `%s' がフィルタ・プログラム内で記述された場合には、 修正されたファイルを示す簡潔な表題 (を単引用符で囲んだもの) に展開されます。

第一項が `DEFAULT' である行の記述は、リポジトリ名が ファイル中のどの正規表現にも合致しない場合に適用されます。

第一項が `ALL' である行全てが、 最初に合致した正規表現または `DEFAULT' に加えて適用されます。

正規表現が合致する最初の行が実行されます。

ファイル `loginfo' の構文についての記述は 「B.3 格納を支援するファイル」 参照。

注意: CVS が別のマシンのリポジトリを利用している場合、 `loginfo' はクライアント側ではなく、別のマシン (サーバ) 側で実行されます (「4.6 別のマシンのリポジトリ」参照)。


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