新しいリリースのソースが届いたら、
それを最初と同じく import
コマンドでリポジトリに加えます。
違いは、最初と異なるリリース・タグを用いることだけです。
$ tar xfz wdiff-0.05.tar.gz $ cd wdiff-0.05 $ cvs import -m "Import of FSF v. 0.05" fsf/wdiff FSF_DIST WDIFF_0_05
ファイルがローカルな修正を受けてなければ、
今加えたものが最初のリビジョンになります。
ローカルな変更を加えていれば、
import
コマンドは変更を幹にマージするように警告を出し、
`checkout -j' を使うように促します。
$ cvs checkout -jFSF_DIST:yesterday -jFSF_DIST wdiff
このコマンドで `wdiff' の最新のリビジョンが取り出され、 `yesterday' 以降にベンダー枝 `FSF_DIST' に加えられた変更を、 作業コピーにマージします。 マージの過程で衝突が起きれば、通常の方法で解決して下さい (「6.3 衝突の例」参照)。 その後、変更したファイルを格納します。
上記の実行例のように日時を使用する場合、
一日に一つ以上のリリースを import
しないと仮定しています。
この仮定に反するならば、次のようにして下さい。
$ cvs checkout -jWDIFF_0_04 -jWDIFF_0_05 wdiff
今の例では、上の二つのコマンドは等価です。