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変数値の表示

関数内の変数の値を見たいときは、printコマンドを利用する。

print 式 [,式...]

この式には表示したい変数名を指定すればよい。また、別のファイル内にある関数の変数の値を見たいときは、

print ファイル名.関数名.変数名

のように指定する。例えば、ファイルsub.c用の関数func内にある変数numの値を見たいときには print sub.func.num のようにピリオドで区切って指定する。

また、このほかに変数の値を表示するコマンドは、displayとdumpがある。displayは、プログラムの実行が停止するたびに指定されている変数の値を表示するコマンドである。

もう1つのdumpコマンドは、関数内のすべての自動変数の値と関数の引数の値を変数名とともに表示するコマンドである。

dump

と指定すると、現在いる関数内のすべての自動変数と引数の値を出力する。また、dumpコマンドに関数名を指定することによって、指定した関数のすべての自動変数と引数の値を見ることができる。 その他に、

などがある。

Masahiro Shimada 平成12年10月13日