エントリの一般形式は次のようになっている。
target1 [target2...] :[:] [依存情報...][;コマンド][#...][tコマンド][#...]
この形式のエントリを複数指定して、いろいろなターゲットを作成できるように記述ファイルを作成する。
一般形式は、
target1 [target2...] :[:] [依存情報...]
である。この依存関係行で、ターゲットの名前とそのターゲットを作成するに当たって使用するファイルなどの依存情報を指定する。
all:progl list progl : progl.o コマンド progl.o : local.h コマンド list : コマンド
この例でいうと、「all」、「progl」、「progl.o」、「list」がターゲット名である。また、ターゲット名は複数指定できて、1つのファイルから2つの別々の実行ファイルを作成するような場合に指定する。
time data : source.o コマンド
コマンド行では、ターゲットを作成するために実行するコマンドを指定する。コマンド行は、「;」で区切るか、次の行にタブを入れて書く。コマンド行は1行に納めなければいけない。もし複数行に分かれてしまう場合には以下のように「
」で区切る。
info: echo "Current Dir is" pwd cd tmp; $\backslash$ echo "Current Dir is"; $\backslash$ pwd