■メモリへの電源供給
メモリへの電源供給に関しては、まず
- /home/vdec/lib/fujitsu65/Feedback/65nm_SRAM_Power_Rail_Guidline_R1.pdf
は読んで置くこと。
メモリのまわりに ring をまき、その ring からメモリの電源端子へ
axgPrerouteInstances
で配線する方法もあるが、上記資料に従い現在のフローでは strap により
電源供給を行っている。
●例:Geyser-2、MIPS 内のレジスタ
中央から右下にかけてメモリマクロ。
周囲に ring。
ring 外の縦 strap がそのままメモリマクロ上まできて電源供給を行っている。
route guide を用いて ring 内には rail が入らないようにしている。
これは余計な rail の切れ端を出さないためである。
rail 端には
TAP cell
を置いている。
- ~ikebuchi/2test/astro/scripts/run.tcl
- ~ikebuchi/2test/astro/scripts/MIPS/*.tcl
詳しくやり方を知りたかったら上記スクリプトを解読してくれ。
この辺りのレイアウトはこだわればこだわる程いくらでも面倒になる。
●例:Geyser-2 でのキャッシュ
メモリマクロの入出力ポートの向きの関係から、横向きにメモリを置いている。
そのため、縦方向の strap では上手く電源をつなげられないので横方向の strap を使用している。
MIPS のレジスタでの手順に加え、通常の縦 strap を ring 内に入らないように止め、
メモリのところだけ横方向の strap を張っている。
スクリプトは
- ~ikebuchi/2test/astro/scripts/run.tcl
- ~ikebuchi/2test/astro/scripts/GEYSER_TOP/*.tcl