NEC 社によって改造された NCSA Mosaic 2.6-ln10+ では、背景色が指定できます。この機能はページ本文を定義する<BODY>タグを拡張したもの で実現しています。BODYタグは <BODY>〜</BODY>で表され、本文を表します。(何も 効果を出さない場合は、省略することもできます)
<HEAD> <TITLE>タイトル</TITLE> </HEAD> <BODY オプション> <H1>見出し</H1> : 本文 : </BODY>
イメージはURLで指定できるため、他のWWWサーバにあるイメージも指定できます。<BODY BACKGROUND="URL(foo.gif|foo.jpg)">Document here</BODY>
下図に雨粒を模した背景図を使った例を示します。<BODY BACKGROUND="http://www.foo.co.jp/bg/raindrop.gif">Document here</BODY>
<BODY BACKGROUND="bg/raindrop.gif">
上記は下図のような背景図を使用しています。これをタイル状に引きつめた効 果であることがわかります。
使用した背景図
#rrggbb は16進数で3原色(赤緑青)を指定します。 Netscape 2.0 では色の名前 color_name を使うこともできます。<BODY BGCOLOR="#rrggbb | color_name">Document here</BODY>
下記の例は、背景に赤を指定した例です。
<BODY BGCOLOR="#FF0000"> または <BODY BGCOLOR="Red">
先程の背景色と組み合わせ以下のように指定すると、黒色の背景に白色の文字 で本文が表示されます。<BODY TEXT="#rrggbb | color_name">Document here</BODY>
<BODY BGCOLOR="000000" TEXT="FFFFFF"> または <BODY BGCOLOR="Black" TEXT="White">
<BODY LINK=#FFFF00 VLINK=#00FF00 ALINK=#FF00FF>
<BODY BACKGROUND="raindrop.gif" TEXT=#FF0000 LINK=#FFFF00 VLINK=#00FF00 ALINK=#FF00FF>
但し、うまく色のコーディネートをしないと、テキストの色やハイパーリンク の色が背景と混じって見にくくなる場合もあり、せっかくの効果が台無しになっ てしまいますので、くれぐれも気を付けましょう。複雑な色であればあるほど、 自分のディスプレイで見る色は必ずしも相手側で見る色と同じとは限りません。
これは、<TITLE>タ グも同様でタイトルを徐々に変化させることもできます。Netscape 3.0 からは JavaScript を使って、フェードイン効果を生むことが できます。スクリプトの中で、document.bgColor の値を変えてあげればよい わけです。いくつかのフェードスクリプトが作られています。
<BODY BACKGROUND="background.gif" BGPROPERTIES=FIXED>