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rtag
では、以下の標準オプションが利用できます
(完全な記述は 「A.4 共通のコマンド・オプション」 参照):
-D date
-
date 以前の最も新しいリビジョンにタグを付けます。
-f
-
`-D date' や `-r tag' と一緒に指定します。
指定したリビジョンが見付からなかった場合、
(そのファイルを無視せずに) 最も新しいリビションを用います。
-F
-
既存のタグ名に、前と違うリビジョンを上書きします。
このオプションは CVS 1.4 以降で使用可能です。
それ以前の動作は `cvs rtag -F' と同じです。
-l
-
local、つまり現在の作業ディレクトリでのみコマンドが
実行されます。
-n
-
rtag
を用いたとき、常には実行されるプログラムを実行しません。
このプログラムは管理用ファイル `modules' の
オプション `-t' で指定されます (「B.1 管理用ファイル modules」参照)。
-R
-
コマンドが再帰的に実行されます。
このオプションは指定しなくても実行されます。
-r tag
-
tag を含むファイルだけにタグを付けます。
これはタグを改名するのに便利です。
まず古いタグを持つファイルだけにタグを付け、そして古いタグを削除します。
これで古いタグと全く同じファイルに新しいタグ名が付きます。
上記の共通オプションに加えて、
次のオプションも使用可能です:
-a
-
オプション `-a' は、
削除されたファイルに指定したタグが含まれるか調べるため、
`Attic' (「11 モジュールからファイルを削除する」参照) の中身も検索します。
将来の開発のため、一旦タグを削除して再利用したい場合に使用します。
(これ以降は、配布物からこれらのファイルが削除されます)。
-b
-
枝を作成してタグ名を付けます。「7 枝」参照。
-d
-
タグを付けずに削除します。
通常は、(たいていはソフトウェア配布物を特定するために付けられる)
タグ名を削除すべきではありません。
しかし絶対に使用されないタグ名 (例えばα版とか
間違って付けたタグとか) を削除するために、
一応オプション `-d' が用意されています。
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