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B.8 cvsignore でファイルを無視する

作業コピーの中に、いつも決まった名前のファイルがあるが、 CVS の管理下には置きたくないという場合がよくあります。 例えば、ソースのコンパイル時に生成される オブジェクト・ファイルなどです。 `cvs update' を実行した場合には通常、 これらのファイル各々に対して、 知らないファイルがあったと出力されます (「A.18.2 update の出力」参照)。

CVS は、update, import, release の実行時に無視すべきファイルのリストを (sh(1) のファイル名形式で) 保持します。 このリストは、以下の方法で構築されます。

上記五つのファイル内で単感嘆符 (`!') を記述すると、 無視するファイルのリストが空になります。 これは、通常は CVS に無視されるファイルを、 リポジトリに格納したい場合に使用します。


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