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A.14.2 release の出力

release によって作業ディレクトリを放棄する前に、 最新でないファイルそれぞれについて一行ずつ状態を表示します。

警告: 作成はしたが、add コマンドを用いて (「10 ディレクトリにファイルを加える」参照) CVS のディレクトリ階層に 加えてないディレクトリは、全て中身があっても完全に無視され (`-d' が指定されていれば削除され) ます。

U file
より新しいリビジョンがリポジトリに存在し、 かつ作業ファイルが編集されてないことを示します。
A file
作業ディレクトリにファイルが追加されたが、 まだリポジトリには格納されてないことを示します。 作業ディレクトリを削除すれば、このファイルは失なわれます。
R file
作業ファイルは削除されているが、まだこの変更が格納されてないため、 リポジトリからは削除されてないことを示します。「A.7 commit---ファイルをリポジトリに格納する」参照。
M file
リポジトリの最新リビジョンの作業ファイルが、 編集されていることを示します。
C file
より新しいリビジョンがリポジトリに存在し、 かつ作業ファイルが編集されていて、マージが必要であることを示します。
? file
作業ディレクトリに file というファイルがあるが、 リポジトリには対応するファイルが無く、 CVS が無視するファイルの一覧にも入ってないことを示します (「B.8 cvsignore でファイルを無視する」 を参照)。 作業ディレクトリを削除すれば、このファイルは失なわれます。 CVS が擬似ディレクトリに遭遇した場合は、 上記のような警告を表示しないことに注意して下さい。 そのようなディレクトリ及び内容については、何も表示せず無視します。


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