最初, 戻る, 進む, 最後, 目次 に行く。


A.7.1 commit のオプション

commit では、以下の標準オプションが利用できます (完全な記述は 「A.4 共通のコマンド・オプション」 参照):

-l
local、つまり現在の作業ディレクトリでのみコマンドが 実行されます。
-n
管理用ファイル `modules' のオプション `-i' で 指定されるプログラムを実行しません (「B.1 管理用ファイル modules」参照)。
-R
ディレクトリを再帰的に格納します。 このオプションを指定しなくても実行されます。
-r revision
revision に格納します。 revision には枝もしくは、 既存の全てのリビジョン番号よりも大きい番号を持つ 幹上のリビジョンを指定しなくてはいけません。 枝上のリビジョンを指定して格納することはできません。

さらに commit では以下のオプションも使用可能です:

-F file
このオプションは CVS 1.3-s3 以降で使用可能です。 エディタを起動せず file からログ・メッセージを読み込みます。
-f
このオプションは CVS 1.3-s3 以降で使用可能です。 これは 「A.4 共通のコマンド・オプション」 のオプション `-f' に記述される 標準的な動作とは異なることに注意して下さい。 作業ファイルに何も変更を加えていない場合でも、 無理矢理新しいリビジョンとして格納します。 現在の file のリビジョンを 1.7 と仮定したとき、 次の二つのコマンドの実行結果は同じになります:
$ cvs commit -f file
$ cvs commit -r 1.8 file
-f file
このオプションは CVS 1.3, 1.3-s1, 1.3-s2 で使用可能です。 これは 「A.4 共通のコマンド・オプション」 のオプション `-f' に記述される 標準的な動作とは異なることに注意して下さい。 エディタを起動せず file からログ・メッセージを読み込みます。
-m message
エディタを起動せず、message をログ・メッセージとします。


最初, 戻る, 進む, 最後, 目次 に行く。